各種点滴療法

グルタチオン点滴療法


グルタチオンは、人間の体内に広く分布するアミノ酸が3つ結合した「ペプチド」という化合物です。
強力な抗酸化作用を持ち、様々な有害物質から人間の身体を守る働きがありますが、20代以降は徐々に減少していきます。

元々グルタチオンは、主に薬物中毒や慢性肝炎の治療で使用されてきたお薬です。
安全性は高いですが、ごく稀に頭痛や吐き気が出る方がおられます。ただし、これらの症状は投与中止により改善します。ちなみにアメリカでは、指先のしびれ(末梢神経障害)、閉塞性動脈硬化症など様々な疾患の治療に使われています。
近年、このグルタチオンを点滴することで「パーキンソン病の方で歩行が改善した」という報告が多く見られるようになりました。また認知症の方でも、歩行や活気が改善したという例が多数報告されています。
なぜ歩行が改善するのか詳しい機序は不明ですが、「ドパミン産生工場である中脳黒質を障害する活性酸素が、グルタチオンで消去されるため」という説が今のところ有力です。

なお、グルタチオンは全ての患者様で効果を認めるわけではありません。有効率は40〜60%ほどと言われており、実際に当院での有効率も同程度です。
自覚的、または他覚的に「歩きやすくなった、身体が軽くなった」などの改善があれば、定期的に点滴を受けることをお勧めします。初回投与では効果が実感できなくても、用量を変更しながら2〜3回投与を行ううちに効果が出てくる方もいらっしゃいます。
投与回数は患者様ごとで異なりますが、月に2〜4回受けに来られる方が多いです。

ご興味のある方は、当院までご連絡下さい。 (099-297-5588)

  • 尚、グルタチオン点滴療法は保険適応外の自由診療となります。あらかじめご了承下さい。
以下は、グルタチオン点滴直後で歩行が改善したレビー小体型認知症の症例です。

グルタチオン著効例