各種点滴療法

プラセンタ注射

メルスモン プラセンタ

プラセンタとは?

プラセンタとは、フランス語で「胎盤」を指す言葉です。当院で使用するプラセンタ注射「メルスモン」は、人間(ヒト)胎盤由来の医薬品です。

ちなみに、サプリメントや化粧品に用いられるプラセンタは、豚や馬など動物の胎盤から作られています。

プラセンタの効能と効果

赤ちゃんが胎盤を通じて成長していくことから分かるように、胎盤には代謝を促進して細胞分裂を活発化させる栄養が多く含まれています。

保険診療上のプラセンタ注射の主な効能・効果は「慢性疾患における肝機能の改善」、「更年期障害・乳汁分泌不全」などですが、これら以外にも【冷え症・シミやくすみ、薄毛や白髪の改善・肩こり・自律神経失調症・不眠症・花粉症】などに対して、以前から自由診療で使われてきた歴史があります。

プラセンタの副作用について

注射薬のプラセンタは厚生労働省が認める医薬品です。

当院で使用している「メルスモン」は1956年に発売された薬です。添付文書によると、【3.7~7.1%で注射部位の発赤や疼痛が、また、0.1~5%未満で悪寒、悪心、発熱が見られた】とありますが、これまでに致命的な副作用の報告は1例もなく安全性の高い薬です。

プラセンタ投与後は、献血は出来なくなります(重要)

2006年より、プラセンタの注射を過去に受けたことのある方は献血をすることは出来なくなっています。

これは、過去に輸血を受けた方が献血出来なくなるのと同じ理由で、「特定生物由来製品内に何らかのウイルスが混入している可能性がゼロではない」とされているからです。ただし、プラセンタの注射で何らかのウイルスに感染したという報告は、これまでに一例もありません。

「今後献血をする予定がある」という方は、プラセンタ注射は受けないことをお勧めします。

プラセンタの投与方法、投与間隔について

メルスモンの添付文書には「1日1回2mlを毎日又は隔日に皮下注射する」とあります。

添付文書によると「更年期障害患者31例を対象に、1週間に3回、2週間継続して合計6回皮下投与したところ、有効率77.4%を示した」とあります。1回で効果が期待できる薬ではありませんが、6回の注射は効果判定の目安になるかと思います。

当院では、1回1アンプル(2ml)を27Gの細い針で上腕(二の腕)に皮下注射しています。投与間隔は、週に2回ほどが目安です。効果の実感が得られた後は、週に1回程度で維持される方が多いようです。

当院のプラセンタ注射は主に更年期症候群と自律神経失調症の改善を目的としていますが、スーパーライザーを併用すると更に効果が期待できます。

近赤外線照射装置「スーパーライザー」で星状神経節(リラックスするために必要な自律神経である「副交感神経」のツボ)を温めると、【冷え・頭痛・肩こり・不眠】といった更年期症候群と自律神経失調症に共通する症状が改善する方が多くいらっしゃいます。

ご興味のある方は、当院までご連絡下さい。(099-297-5588)

※尚、当院のプラセンタ注射は自由診療で行っています。45歳~55歳の年代にあたる女性は保険適応で行える可能性がありますが、その場合は投与前に一般生化学項目やホルモン値の確認のために血液検査を行っています。あらかじめご了承下さい。