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【Instagram連動企画】咳に使う漢方薬

朝夕が少しずつ冷えるようになってきました。喉の調子が気になる季節がやってきますね。

今回紹介する漢方薬は、これからの季節に活躍する「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」。

生薬の構成は、麦門冬(ばくもんとう)・半夏(はんげ)・大棗(たいそう)・甘草(かんぞう)・人参(にんじん)・粳米(こうべい)の6種類。

麦門冬湯は、口腔内や喉頭、気道に潤いをもたらす漢方薬で特に「空咳」に対して効果を発揮します。麦門冬湯が効きやすいイメージの人は、

『咳が出始めて2〜3日。喉の奥が乾燥して痰の切れが悪い。咳はガラガラゴロゴロではなくコンコンという空咳で、1回出だすと発作性に連続するため、苦しくて顔が真っ赤になる』

このような感じです😷

効果持続時間は短めですので、使い始めは2時間おきぐらいで1日4〜5包ぐらい飲み、2〜3日で収束を狙いましょう。長くじっくり飲むのではなく、いつでも使えるように常備して、空咳が出たら短期決戦で押さえ込む。そのような漢方薬です。

喉に潤いを持たせるため、切れが悪かった痰が出やすくなり痰の量が増えることがあります。病状の悪化というわけではありませんが、咳よりも痰の量が気になる方は、別の漢方を試すのが良いでしょう。

 

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