【訪問シリーズ1】悠暮里
皆さまこんにちは
放射線技師の武宮です。本年もどうぞよろしくお願いいたします
今回から新たな試みとして始まりました訪問シリーズ
今回訪れたのは、郡山にある悠暮里という施設です。
訪問させていただいたのは10月くらいでした
悠暮里にグループホームやデイサービスなどがあるそうで、
今回は2階にあるグループホームにお邪魔して、いろいろお話しを聞いてきました
ここで、グループホームというのがどのような施設か紹介したいと思います。
【グループホーム】とは・・・
認知症の症状を持ち、病気や障害で生活に困難を抱えた高齢者が、専門スタッフの援助をうけながら
1ユニット(定員9名)で共同生活する介護福祉施設です。
グループホームは家庭的でアットホームな雰囲気が魅力の1つですね
《入居の条件》
- 要支援1の方は入れない。
- 要支援2と要介護の方が対象。
入居の際には審査があると書いているが、認知症の診断書があれば
特に審査はないみたいです。
また、グループホームは地域密着型のサービスで、住所所在地のところでないと入れません。
周囲には自然もあり、落ち着いた清々しい場所でした
ここでスタッフの人達に様々な現場の声を聞かせてもらいました
スタッフA 『介護1人1人に正解はないので難しい。1対1になるチョットした時間、
例えばお風呂などもコミュニケーションを図る大切な時間。
自分が笑顔でいると、相手も笑顔でいてくれるような…』
スタッフB 『慢性的な人材不足。そのため知識が浅く未熟なスタッフでも採用せざるを得ない。
スタッフの認知症に対する教育などもなかなか時間が割けない。』
スタッフC 『帰宅願望の強い入居者さんも中にはいらっしゃるので、会話をどう持っていくか!?
ちょっとした言葉で怒ったりする事もありますが、1人1人のペースに合わせて…
施設によっては、帰宅願望の強い入居者さんの家族に2ヶ月くらい会いに来ないよう
お願いするところもあるみたいです。』
よく言われる事かもしれませんが、介護に正解はないという事、1人1人の性格に合わせて対応したりと、
スタッフの努力や知識、技量が垣間見えました。
今回お忙しい中、色々話しを聞かせて頂いた悠暮里のスタッフの皆様ありがとうございました。
勉強になりました
ただ、どの職種にしてもそうですがスタッフ教育が課題みたいですね
ストレス発散は何かありますか と、質問したところ仕事は楽しくストレスに感じたことはないと
答えてくれたスタッフもいました
今後も様々な取り組みや独自の取り組みをしている施設などを紹介していきます
グループホームについては院長のブログもご参考下さい。
https://www.ninchi-shou.com/entry/2014/07/25/060700
今日訪れた悠暮里はこちら
http://yukuri-grp.com/?page_id=8