【院内勉強会第31弾】医療放射線の安全管理に関する院内研修
皆様こんにちは☀
今回の院内勉強会は、【医療放射線の安全管理に関する院内研修】でした🍀
●2020年4月1日に医療法施行規則の一部「診療用放射線い係る安全管理体制に関する規則」が改正・施行されました。放射線を用いた医療機器を備えている全ての病院や診療所の管理者は、次に掲げる体制を確保しなければなりません。
1.診療用放射線に係る安全管理のための責任者の配置
2.診療用放射線の安全利用のための指針の策定
3.診療用放射線の安全利用のための研修の実施
4.放射線診療を受ける者の被ばく線量の管理及び記録
診療用放射線の安全利用を目的とした改善のための方策
●研修に関しては、医療放射線安全管理責任者は、次に掲げる事項を含む研修を年1回以上行うこと。
☛研修対象者:医師、歯科医師、診療放射線技師など
☛研修の頻度:年1回以上
☛研修の記録:安全管理責任者は、研修の実施内容を記録する
☛研修の内容
①患者の医療被ばくの基本的な考え方に関する事項
②放射線診療の正当化に関する事項
③患者の医療被ばくの防護の最適化に関する事項
④放射線の過剰被ばく その他の放射線診療に関する事例発生時の対応等に関する事項
⑤患者への情報提供に関する事項
Q.院内でどのように研修を行えば良いですか?
A.以下のような研修方法があります。
①日本医師会が作成した動画による研修
②日本医学放射線学会の会員向けのビデオ教材による研修
③Webを活用したe-Learninngで研修を行う会社の利用(有料)
④Webを活用して研修資料を自分で作成 など