【お勧め書籍①】腸内細菌を味方につける30の方法
スタッフブログが着々と更新されていく中、おすすめ書籍コーナーがほったらかしになっていました
記念すべき第一冊目は「腸内細菌を味方につける30の方法」です。
腸内細菌に関して多数の著書がある藤田先生。いずれの本もそうですが、この本もとても分かりやすく書かれています。
「細菌」と聞くと、「病原菌」が頭に浮かぶ方が多いかもしれません。しかし、人間の体内には共生して有益な仕事をしてくれている細菌も多く存在します。
病院を受診すると、多くの理由で抗生物質が処方されます。悪い細菌だけ退治してくれたらいいのですが、人間にとって必要な細菌まで退治されてしまうと酷い下痢を起こすことがあります。中には「偽膜性腸炎」と呼ばれる重篤な病気を併発してしまうこともありますので、「風邪を引いたら早めに抗生剤を飲もう!」と気軽に内服はしない方が賢明です。
その他、腸内善玉菌の増やし方や腸と脳の関係、腸と認知症の関係など興味深い内容が満載です。よかったら一度手にとって読んでみて下さいね。
今後もこのコーナーは随時更新していきます。
基本的には皆さんの参考となるような本を紹介していく予定ですが、たまには自分の趣味の本も登場するかもしれません。
どうぞ宜しくお願いします<(_ _)>
院長 平山貴久