髄液検査とはどんな検査?
水頭症とは、頭蓋内に過剰に「脳脊髄液(髄液)」が溜まり、脳が圧迫を受けて様々な症状がでる病気です。
正常圧水頭症かどうかを見極める為の診断方法の中で、最も一般的に行われているのが、髄液検査です。
「髄液検査」とは・・・?
腰椎クモ膜下腔よりスパイナル針で穿刺し髄液の一部を採取することで、髄液の測定および診断を行う検査です。
髄液検査は、治療を行う手段として用いられることもあります。
正常圧水頭症の症状として
歩行障害 ・・・小刻み歩行、すり足歩行、第一歩が出ない、突進現象(うまく止まることができない)
認知症の症状・・・物忘れ、集中力、意欲・自発性が低下
尿失禁の症状・・・頻尿、頻尿切迫、尿失禁
上記の様な症状げ見られることがあります。
頭に溜まっている髄液と脊髄の髄液はつながっています。腰から髄液を抜いて症状の改善をみます。
髄液検査とは、髄液を抜いて上記の様な症状が改善するか反応を見ます。
※上の画像は実際に当院で行った髄液検査の場面です。
1回の髄液検査で、症状が一時的に改善することもあれば、複数回の髄液検査の後に症状が改善してくる場合もあります。
上記の様な症状でお困りの方がいましたら、ご相談ください。