栄養の大切さ
こんにんは
当院で働き始めて1年。沢山の患者さんと出会う中で気づいたことをお伝えしたいと思います
当院に来られた、頭痛や肩こり、不眠、疲れやすいといったお悩みで来院される方が採血をすると
鉄不足である方が多いということが分かりました
最近は、テレビや雑誌などでも多く取り上げられている「フェリチン」という言葉を聞いたことが
ある方もいらっしゃるのではないでしょうか
フェリチンとは、体内に鉄をためているいわば 「貯蔵庫」です。
主に、肝臓、脾臓のような臓器や骨髄や小腸粘膜など細胞内に存在する物質ですが、血液中にも存在しています。
特に女性は、毎月ある生理で鉄を失ってしまいます。血液検査などでヘモグロビンの値が正常であっても
フェリチンが不足している事もあります。 そのため、知らない間に貧血に陥っている女性が多いのです
実際に頭痛や肩こり、疲れやすいと悩んでいた私の母も、採血をしてフェリチンの値が低かったので鉄剤を内服し始めました。
鉄を補充したことで徐々頭痛の頻度が減ったり、疲れにくく感じたりなどの今まで困っていた悩みがなくなり
過ごしやすくなったようです
貧血になるとどのような症状が出るのか
ご存知の方も多いと思いますが、代表的な症状として「息切れ」「動悸」「立ちくらみ」があります。
こじらせると「頭痛」「イライラ」「不眠」などの症状も出てきてしまいます。
鉄が少なくなると、日常生活にもさまざまなお困りごとが出てくるんですね
私たちが自宅で出来る工夫としては、鉄を多く含んだ食事を食べる事ですよね。
レバーやホウレンソウ、牛肉などに多く鉄は含まれています。積極的に取りたい食材ですね!!
しかし、鉄は一度に大量に鉄をとっても体に吸収される鉄の量は決まっているので
毎日少しずつ摂るのが大切であると言われていますが、なかなか難しいですよね。
そういった方には、サプリメントを上手く活用するのがいいと思います。
私もサプリメントを飲んだり、料理の時に鉄のフライパンを使用するなど「貯鉄」に取り組んでいます
看護師 吉元