待合室本シリーズ ①
こんにちは
お天気もいい日が続いていて過ごしやすいですね
当院に来られる患者さんや家族と話をしていると
「歩くと疲れるからトイレに行く以外はほとんど動かない」 や
「座っているのもしんどくて横になっていることが多い」と言った話をよく耳にします
加齢とともに、多かれ少なかれ体が動きにくくなることや、ケガや病気による障害や後遺症のためにひとりでは
思い通りに動けなくなったりすることで横になっている時間や座っている時間が長くなってしまう方も多いようです。
しかし、横になっている時間が長くなると足の筋肉は衰え関節が硬くなり歩行や立ち上がり、
着替えなど日常生活動作をすることが難しくなってしまいます
自分で歩けるのに、「楽」だからと車椅子に乗って移動している方を見かけると残念だな。という気持ちになります。
筋肉を甘やかしすぎると「寝たきり」になってしまう恐れもあります
また、「寝たきり」は本人だけではなく、介護される家族の負担も増やすことに繋がってしまいます
楽しみながら運動を取り入れ、持っている力を保ちながら年を重ねていけたらいいですよね
「立つ」「座る」「歩く」ために必要な筋肉を刺激する様々な運動が記載されている本が当院の待合室に置いています。
座ったままで出来る運動も多く膝が痛い人、立ったり座ったりが楽になる運動方法がわかりやすいイラストで描かれています
実際に日常生活で行っている運動やおススメの方法があれば、外来に来た時に教えて頂けたら嬉しいです。
看護師 吉元